2012年7月7日
たくさんの祈りが積まれ、小さな田舎の山城町でLANTANAストーリーは始まりました。
元介護士と元保育士の2人で始まったカフェ。
友達や家族に手伝ってもらいながら、お金がない私たちは床を張ったり、壁を塗ったり、ほとんどを自分たちで手作りしました。
リサイクルショップを巡り、お気に入りを掘り出すのも楽しかったな。
アンティークショップ#denaja さんにもお世話になりました。
オープン当日、朝7:30開店…やのに内装できあがったのがまさかの6:00!!(笑)
メニューもなくて、一枚の紙に急いで書く。
コーヒーの値段も決まってなーい😂
「…はい、コーヒーいくら!」
「380円!」「400円!」
・・・セリのように決まっていった漫画みたいなホントの話😂笑
店内は何とか仕上げたものの、夏場の徹夜でみんなめっちゃ汗臭い・・・
「飲食店やのにこれはアカンやろ!!笑」
と、7時集合を約束してさすがにシャワーをしに各々家へ。
記念すべきLANTANA 第1号のお客さんは、知る人ぞ知る名物お隣の新聞屋さん。
ケンちゃん。笑
朝刊の配達が終わって、そのままオープンを待ってたそうな。
約9年間、(しょーもない)彼にはたくさん笑わせてもらいましたww
私たちがLANTANAを辞めるとき、それはお店が無くなることだと当たり前に思っていたけれど、明日からもLANTANAはseason❷として続いていくから不思議。
2021年3月13日 Lantana卒業の日
そこには、いつもと変わらない日常があって、だけどすごく特別で、
ただただ愛おしい時間でした。
8年8ヶ月、
Lantanaを大切に育てて下さってありがとうございました。
こんなにも愛されて
こんなにも泣いてもらって惜しまれて
こんなにも笑顔に溢れて送り出してもらえる私たちは、本当に幸せ者です。
神さま、こんなにも美しいものをみせて下さって心から感謝します。
デイビッド&まいちゃん&たみ&のぶちゃん&みえこおばちゃん&のりちゃん
LANTANA season❷も、たくさんの笑顔が溢れる素敵な場所となりますように!
大ファンの1人として、心から祈り、応援しています☺️
しおりちゃん、8年8ヶ月、どんな時も一緒にLantanaに立ち続けてくれてありがとう!!
しおりちゃんとじゃなかったらやって来れへんかったと心底思う。
本当にありがとうございました!
LANTANA オーナー
田中雅子